【あさイチ】キッチンの小さなトラブル解決おすすめ10選!お悩みすっきり

なにかお悩みですか?

2024年5月21日『あさイチ』でキッチンのトラブル解消法が紹介されました!

教えてくれたのは、家事アドバイザーの矢野きくのさん。

家事全般のプロフェッショナルな矢野さんが、親切にキッチンのイライラをすっきり解決してくれました。

卵の殻のカケラが取れない!そんなときは?

卵の殻がのカケラがあやまって入ったときは、指先に水を多めにつけ、カケラの真上から指先を押し付け、そっと指を上げてみましょう。

カケラが簡単に取れます!

この取り方は、水の表面張力(水の分子が引き付け合う力)を利用しています。

卵の白身の水分と、指先についた水がくっつこうとするので、指先に卵の殻がくっつく原理です。

また酒やお醤油など、水以外の液体ではできません。

殻を取る前に手を洗ってくださいね。

タマネギの皮がカンタンにむける方法

タマネギの皮がむけない時は、むくまえに水にタマネギを5分ほどつけておき、水からあげて両端を切り落とすと、簡単にむけます。

茶色い皮と白い身の間に水が入るからです。

「5分も待てない」

という人は、タマネギの片方の先を切り(ただし切り落とさず少し残す)、そこから皮をむきます。

これでもけっこう簡単にむけます。

反対側の先も同じようにして皮をむきます。

切り落とさないのがポイントです。

豆乳がドボドボ出て飛び散る!ゆっくり注ぐ方法とは?

豆乳を注ぐ時にドボドボっと飛び散ってイラッとしたことはありませんか?

注ぐ時は豆乳の注ぎ口を、下ではなく上にして、そそぐと飛び散りません。

注ぎ口を下にすると、パッケージの中で空気がうまく入らず、ボコボコとなってしまいますが、上にすると空気の通り道ができるのでこのボコボコがなくなりからです。

実は注ぎ口を上にするというのは、実はパッケージの裏にも書いてあるようです。

使い捨て手袋が脱げてしまうのを、防ぐ方法

ビニールの薄手の使い捨て手袋で調理しているとすぐ脱げそうになりませんか?

そういう時は、手袋を半分に折って、手首の部分を5回ほど引っ張って伸ばしてみましょう。

手首の部分にくびれができて、脱げにくく、また着脱しやすくなります。

教えてくれたのは使い捨て手袋のメーカーの元太奈々さん。

あまり強く引っ張ると破れてしまいますので、親指の付け根と小指の付け根あたりを持って少しずつ引っ張ると破れません。

なおメーカーによって手袋の強さが異なるので、必ず5回ということではなく様子を見ながらやってください。

鍋が吹きこぼれるのを防ぐには?

お湯を沸かす時、鍋が吹きこぼれてしまうのを防ぐにはスプーンを鍋の中に入れておきましょう。

スプーンが水の対流を乱すことで吹きこぼれを防ぎます。

また、スプーンは背を上にして置くことで、より対流を乱してくれるのでオススメだそうです。

物理学者の山本貴博さんによると、麺をゆでると、水が外向きに対流が起こり、これが続くことで泡が出て吹きこぼれます。

スプーンがこの対流を乱してくれる役目なのだそうです。

ネバネバさようなら!納豆を開封するときのフィルムをきれいに取る方法

納豆を開けてフィルムを取ろうとすると、納豆のネバネバが、手にくっついてしまうことがあります。

解決するには、納豆の真ん中をフィルムごと箸でぐさっと刺し、箸をくるくると(フィルムごと)回します。

箸を持ち上げるとフィルムを巻き取り、きれいに取れます。

そうしたら、パックのフタの裏にフィルムを乗せましょう。

粘り気の作用で箸からフィルムがスルーっと抜けます。

豆腐をパックからきれいに取り出す方法

ぴっちりパッケージに入ったお豆腐がなかなかが出ない時は、蛇口から水を出して、豆腐のパッケージのヘリに流します。(フタはあけておきます)

するとだんだんお豆腐がパックから浮き出てきます。

余分な水を捨てて、そのままお豆腐を皿の上にひっくり返すとお豆腐がスルッと出てきてくれます。

洗剤の詰め替えパックをつかって補充する方法

洗剤をパックから詰め替える時、ドバドバ出たりしてうまく入らないなら、クリアファイルを利用しましょう。

使い古したクリアファイルを角の部分(閉じている部分)をハサミで斜めに切り落とします。

切り落とした部分に詰替え用の洗剤パックの注ぎ口をはめ込む感じで入れます。

そして、クリアファイルごと詰め替えパックから洗剤のボトルに注ぎます。

こうすることで、詰め替えパックがぐにゃっとなってズレることなく入れられます。

魚のニオイが手についても大丈夫、かんたんに消去する方法

キッチンで魚のニオイが手についたときの消去法は以下の3通りがあります。

  • ステンレス製のシンクを手で触わる
  • 酢を手につけて手を揉む
  • 塩を手につけて手を揉む

※いずれもその後は、手を洗いましょう。

東海大学の関根嘉香先生によると、ステンレス製のシンクを手で触ると、手についたトリメチルアミン(魚のうまみ成分)がステンレスに移り、ニオイが落ちるのだそうです。

また酢をつけると、酢の酸性とトリメチルアミンのアルカリ性が中和反応を起こし、ニオイがなくなります。

塩は研磨効果があるので、塩の粒子が皮膚の表面を削ってニオイが落ちる仕組みです。

番組で実験したところ、「塩」が一番効果があることがわかりましたが、実験結果の数値はいずれも拮抗していて70%台。そんなに大差はありません。

塩や酢をいちいち持ち出してフタを開ける手間がないので、「ステンレス製のシンクを手で触る」というのが一番カンタンかもしれません。

塩や酢のフタをそのまま触ったらニオイが移りそうですしね。

中身がこぼれないように、ゼリーのフタを開ける方法

矢野さんによると、フタを開ける時には

自分の方ではなく、反対側(相手側)にフタを向け、ボディーの部分は持たず、フタのところを持って、手前に開ける

と、こぼれないそうです。

ようするに、相手に見せるような感じでフタを開けると、こぼれません。