2024年7月16日放送「カズレーザーと学ぶ」では、歯ぎしりを改善する方法が紹介されました。
自覚症状がある人もない人も含めると、日本人の約7割が歯ぎしりをしていると予測されています。
食物繊維である、「スーパー大麦」が歯ぎしりに、役立つのだとか。
歯ぎしりが続くと、こわい症状が出るかもしれません。
この記事を最後までご覧ください。
【カズレーザーと学ぶ】スーパー大麦で、歯ぎしり改善
『#カズレーザーと学ぶ。』
ただいま放送中📺自覚症状が無くても
歯が欠けたり、顔の歪みにも繋がる
歯ぎしり🦷危険性と改善方法をこのあと紹介📝#カズレーザー#睡眠障害 #歯ぎしり
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— カズレーザーと学ぶ。 (@kazutomanabu) July 16, 2024
本当はこわい歯ぎしり
歯根破折を起こす
食事に使う噛む力はおよそ50kgです。
そして歯ぎしり中の噛む力はおよそ100kgなのだそうです。
100kgの力が加わると、歯が削れたり欠けたりするだけでなく、歯茎よりも下の歯根にひびが入ったり、ポキっと折れるなどの「歯根破折」のおそれが。
将来的には歯が無くなってしまう可能性があります。
睡眠の質が低下する
歯ぎしりのせいで、アゴが痛むと睡眠の質が低下します。
睡眠の質が低下すると、さらに歯ぎしりが悪化し、負のスパイラルへ。
顔がゆがんでくることも
長年の歯ぎしりによって、左右の顎関節がゆるんできます。
もし片側だけの顎関節がゆがむとアゴ全体がずれて、見た目にも大きな影響がでるかもしれません。
なぜ「スーパー大麦」は歯ぎしりを改善できるのか?
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今のところ歯ぎしりそのものを治療する方法はなく、マウスピースをつけて緩和させるのが一般的です。
しかし、岡山大学の研究チームが1か月間143名の栄養摂取量を特定した所、歯ぎしりをしない人は歯ぎしりをする人と比較して食物繊維の摂取量が多いことが判明しました。
そこで有効なのが、少量でも圧倒的に食物繊維を取れる食材が「スーパー大麦」なのです。
スーパー大麦は、オーストラリアの研究機構が健康改善のために10年かけて開発した大麦です。
たんぱく質や鉄分が豊富で、圧倒的に食物繊維が多いのが特徴です。
一般的に食物繊維が多いと言われている食材と比較すると、
- ごぼうと比較して約4倍
- めかぶと比較して約6.7倍
- サツマイモと比較して約8倍
こんなにも多くの食物繊維を含んでいます。
また、普通の大麦とスーパー大麦を比較すると、スーパー大麦は約2倍の食物繊維を含んでいます。
食物繊維が豊富なスーパー大麦を食べると、腸内の善玉菌が増えて脳に働きかけ、睡眠の質が改善し歯ぎしりが改善する効果が期待できます。
スーパー大麦の効果的な食べ方
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歯ぎしりを改善するなら、1日30gのスーパー大麦を摂取するだけです。
番組の実験では、食事量や食事内容は変えずに、お昼ご飯に30gのスーパー大麦を追加して食べてもらいました。
- 親子丼にスーパー大麦をふりかけて食べる
- おにぎりと一緒にスーパー大麦を食べる
など、食事にプラスして摂取するだけでOK。
スーパー大麦の、歯ぎしり改善結果
番組では、この食事を1週間続けた所、
1時間当たりのかみしめ回数(4回を超えると要注意) | 17.7回→7.4回 |
かみしめの強さ(20%を超えると要注意) | 62.5%→41.4% |
と大幅に改善されました!
他の人でも実験した所、改善傾向がみられました。
1時間当たりのかみしめ回数 | |
30代女性 | 8.0回→5.2回 |
20代男性 | 8.1回→4.0回 |
50代男性 | 6.4回→5.4回 |
20代女性 | 9.4回→4.5回 |
かみしめの強さ | |
30代女性 | 20.7%→16.0% |
20代男性 | 45.9%→30.7% |
50代男性 | 31.2%→22.0% |
20代女性 | 39.7%→56.7% |
4人中3人が改善しました!