2024年2月3日のカンテレ/フジテレビ系列「土曜はナニする!?」
の10分ティーチャーでは、ヨガ・コンディショニング指導者の峯岸道子先生が登場しました。
彼女は、「冬の関節の凝りを解消する奇跡のハイハイ体操」の方法を披露し、その詳細を紹介します。
【土曜はナニする!?】ハイハイ体操[肩・膝・腰の痛みなど改善]
40歳を過ぎると、腕が上がらなくなったり、ひざに痛みを感じたり、激しい肩こりに悩まされることがあります。
しかし、これは中高年だけでなく、若者にとっても深刻な問題です。
スマートフォンに依存する生活が増える中、20代や30代でも四十肩になる人が急増しています。
この原因は、関節の硬直にあります。
肩やひざ、腰の痛みや姿勢の悪化は、体の関節が硬くなっていることから生じることが多いです。
峯岸先生が考案したハイハイ体操は、このような硬直した関節を柔らかくするためのものです。
ハイハイ体操は、筋力が少ない赤ちゃんが最初に行う動作を指し、「はいはい」という言葉の由来ともなっています。
この体操を行うことで、全身の関節が柔軟に動くようになります。
【土曜はナニする!?】ハイハイ体操の方法
腹ばいハイハイ体操
股関節が硬いと腰痛やひざの不調が出やすくなります。
そんなときには腹ばいハイハイ体操で股関節を動かして腰痛・ひざの痛みを軽減!
仰向けに寝ます。
肩下にひじをついて上半身を反らせます。脚を曲げて、ひざをひじの近くまで寄せて5秒間キープします。
目を前に向け、ゆっくりと脚を伸ばしてひざをひじに近づけます。反対の脚も同様に行い、5秒間キープします。
ひざを上げる際に、股関節が浮かないように注意します。これを1分間繰り返します。
この動きにより、股関節の柔軟性が向上し、歩行がスムーズになります。
アリゲーターハイハイ体操
この体操は股関節だけでなく ひざ・足首の関節も柔らかく、体幹が鍛えられます。
股関節を動かして腰痛・ひざの痛み・体幹を改善!
腕立て伏せのポジションを取ります。
左足を前に出し、腰をなるべく下げて5秒間キープします。
左足を手の位置に近づけるようにして、腰を上げずに床に向かってグッと曲げます。両手を前に大きく伸ばし、反対の足を手に近づけます。
手と足をゆっくりと動かすことで、関節の可動域が拡大します。
ダウンドッグハイハイ体操
四つん這いの姿勢をとり、膝を浮かせて骨盤を高くし、お尻を上げます。
右手と左足を使って対角線に進みます。
・背筋と膝を伸ばしたまま進みます。
・頭は下げず、目線は進行方向を向きます。
1分間この動作を続けます。
背骨を曲げずにお尻からかかとまで一直線に保ちます!
ぐるぐるハイハイ体操
四つん這いのポジションを取ります。
背中を真っ直ぐに保ち、頭から腰まで一直線にし、顔は前を向きます。
骨盤を右に大きく回します。
手首、肩甲骨、背骨、腰を全体的に大きく動かすイメージで回します。(左右10回)
この動作を練習することで、腰や肩周りの柔軟性が向上し、日常の動作がより楽に行えるようになります。
裏返しハイハイ体操
肩甲骨・背骨を動かして四十肩・姿勢を改善!
床に座り、手を後ろに置いて腰を持ち上げます。
手の指先は外側に向け、手と脚は肩幅程度に広げます。
お腹を浮かせ、肩甲骨を体の中央に引き寄せるイメージで行います。目線は前方を向いて、前に進みます。
アゴを引き、目線を前に向けます。
ゆっくりと大きく関節を動かしながら後ろに進みます。後ろ向きに歩きます。
全体で30秒から1分行います。
前後に移動できない場合は、腰を持ち上げて上下に動かすだけでも四十肩の改善に効果的です。
上半身との連携が生じるため、歩行方法も徐々にスムーズになります。
集大成!ローリングハイハイ体操
以下の手順に従ってください:
– 四つん這いの姿勢をとります。
– 膝を浮かせ、背中をまっすぐにします。最初は膝を少し高く上げておくと、作業がしやすくなります。
– お尻と膝を浮かしながら、体を回転させます。
– 1回転したら、逆方向にも回転します。
峯岸道子先生について
このハイハイ体操の考案者は、ヨガやコンディショニングを指導する峯岸道子先生です。
現在70歳になる先生は、しなやかなボディラインと柔軟な関節を持っています。
日本でスポーツジムが普及する以前、峯岸先生はアメリカのヨガプログラムを日本に導入し、指導されました。