【土曜日な会】で、連休後の時差ボケを解消する方法を教えてくれました
2024年5月10日放送『土曜日な会』で、連休が終わった後の時差ボケを解消する方法が紹介されました。
教えてくれたのは睡眠専門医の白濱龍太郎先生です。
【土曜日な会】GW連休が終わると、なぜ時差ボケするのか?
白濱龍太郎先生によると連休が終わったあとの時差ボケというのは「睡眠時差」が原因とのこと。
GW中に夜ふかしをして昼まで寝ていると、いつもと違う睡眠リズムとなり睡眠時差が起きてしまうのだそう。
いわゆる体内時計がズレるということです。
【土曜日な会】GW連休後の時差ボケ解消法
時差ボケを解消するには、2つの方法が取り上げられました。
- 睡眠中央値を揃える
- 朝食に大豆を食べる
睡眠中央値を揃える
「睡眠中央値」とは
眠りに落ちた時間と、朝起きた時間のちょうど中間帯の時間のことです
【例】
○夜中3時半に眠りに落ち、14時半に起きると睡眠時間は11時間ですが、睡眠中央値は9時です。
○夜中1時に眠りに落ち、翌朝9時に起きた場合睡眠時間は8時間ですが、睡眠中央値は5時です。
自分の普段の「睡眠中央値」を知ることがまず大事で、この睡眠リズムを揃えるのが理想的です。
つまり日によって睡眠中央値を変えない方がいいということです。
とはいえ、「休日は長く寝たい」という人も多いのではないでしょうか。
その場合、平日と休日の中央値を揃えると時差ボケが軽減するそうです。
また、休日は1時間早く寝て1時間遅く起きる「睡眠リズム」がオススメとのこと。
朝食に大豆を食べる
白濱先生によると、朝食を食べることが大事とのこと。
朝食をとることで体温が上昇し、副交換神経(お休みモード)から交感神経(活動モード)へと切り替わります。
朝食では、大豆食品に含まれる「トリプトファン」(必須アミノ酸)を摂り、太陽光を浴びることで幸せホルモンと言われる「セロトニン」が体内に分泌されます。
そして、夜になると睡眠ホルモンの「メラトニン」がしっかり機能するのだそうです。
朝に納豆やお味噌汁を摂ると、時差ボケの解消にも役立つのですね。