2024年6月1日午前6時20分ごろ、東京都千代田区の靖国神社の入り口近くにある石柱に赤いスプレーで落書きされているのを通行人が見つけ、周囲にいた警察官に申し出ました。
石柱には英語で「トイレ」と書かれていました。
また、同日午後7時ごろには同神社のこま犬に張り紙があるのを通行人が発見し110番。
中国のSNS上では男の行為を
「とても美しい」
「よくやった」
と称賛する声が相次いでいるようですが、本当でしょうか?
中国のSNS(微博weibo)には、さまざまなコメントが寄せられているようです。
この記事では、中国人のさまざまなコメントをまとめてみました。
また実行役の犯人はすでに帰国しており、出頭する意思はないようです。
【靖国神社に落書きする動画】
靖国神社に放尿し、スプレーで落書きした中国人は、動画を中国のSNSで拡散している
日本の神社や戦没者慰霊碑などがオープンな環境にあり、人々の善意に沿った環境を逆手に取った卑劣なやり方である
日本政府はこの人物を即時特定し、懲役10年かつ罰金500万円にすべし
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) June 1, 2024
靖国神社(東京都千代田区)の石柱に落書きが見つかった事件で、男が石柱に放尿するようなしぐさをした上、赤いスプレーを使って英語で「トイレ」と吹き付ける様子を収めた動画は、ネット上で拡散しています。
SNSには、男が東京電力福島第1原発の処理水放出に関し
「日本政府が核汚水の排出を許したのに対して、われわれは何もできないのか」
とコメントする写真も投稿されているようです。
【靖国神社に落書きする動画】中国のSNSコメント[称賛の声は本当か]
靖国神社に落書きをする動画が中国のSNSで拡散され、多くのコメントが寄せられています。
この出来事に対して称賛の声が多いと報じられていますが、その実態はどのようなものなのでしょうか?
称賛するコメント
それで…[考える]これはどう言えますか?靖国神社は叱られるべきだ、彼は以前にも悪いことをしたのだ。彼のしたことは悪いことではありませんでした。両者は分離する必要があります。庭が所有する1つの庭。
さらに、あなたが作ったものは本当にトイレのように見えますが、彼はそれを誤解している可能性がありますので、目立つ場所に「実際はトイレではありません」とマークすることをお勧めします。
中立的なコメント(客観的)
否定的で慎重なコメント
引用元:微博のコメント(靖国神社)
【靖国神社に落書きする動画】中国のSNSコメントまとめ
靖国神社に落書きする動画が拡散されると、中国では多くのコメントが寄せられました。
その内容は大きく以下のように分類できます。
- 称賛の声:日本に対する歴史的な反感から、落書きを支持する声が多数存在しました。
- 批判の声:落書きという行為自体を非難するコメントはごく少数でした。
- 中立的な声:行為自体を支持しないという立場のコメントもありました。
称賛の声が多数
実際にはSNS上の反応は、称賛の声が多く、支持するコメントばかり。
一部のユーザーは動画を否定していますが、全体の意見を見渡すと、落書きを批判する声や行為の倫理性を問うコメントは、ごく少数でした。
【靖国神社に落書きする動画】これからの展開
靖國神社の神社名の石柱にスプレーで落書きをする事件が起きました
隣にある朝鮮総連本部の厳重体制にして24時間警備をするなら靖國神社にその警備を回してもらいたいと怒りを感じました。
実際に事件後に石柱を見てきましたが修復されていました
早く犯人が捕まる事を願っています。#靖國神社落書き pic.twitter.com/rwPWJI4c29— 日本人なら靖国神社を参拝しましょう🇯🇵🌅 (@sanpaiyasukuni) June 2, 2024
問題の動画は、中国のSNSプラットフォームであるWeiboやDouyinなどで拡散されました。
動画には、男が靖国神社の壁に落書きをしている様子が映っています。
この行為は、歴史的・政治的な背景を持つ場所で行われたため、特に注目を集めました。
背景
靖国神社は、日本の戦没者を祀る神社です。
このため、中国や韓国をはじめとするアジア諸国からは、靖国神社への参拝やその存在自体が批判されることがあります。
落書きという行為は、この歴史的文脈の中で非常にセンシティブな問題となっています。
背景にある歴史的、社会的要因
靖国神社に対する反感は、中国の歴史教育やメディア報道によって育まれてきました。
このため、靖国神社に関連する出来事は、常に感情的な反応を引き起こします。
社会的要因
中国のSNSは多様な意見が飛び交う場であり、特に若い世代は自由に意見を表明する傾向があります。
また、ナショナリズムが強まる中で、愛国的な行動が称賛されることもありますが、一方でグローバルな視点を持つ若者も増えており、行動の是非を冷静に判断する声も必要ではないでしょうか。
この問題を理解するためには、歴史的背景や社会的要因を考慮する必要があります。